親としてはどうしても気になる子どもの成長。
「成長期っていつからいつまでなの?」「成長期に親がサポートできることって?」といった疑問やお悩みがあることと思います。
成長期は長い人生のうちで見ればほんの一瞬の出来事ですが、この貴重な期間を逃すと身長はもう伸びることがありません。
成長のサインを見逃さないコツや、お子さんが成長のスパートを迎えるにあたって推奨されること・避けたほうがいいことを解説していきます。
子供の身長がグンッと伸びる時期は2回ある
成長期と聞くと、小学生〜中学生頃にかけての期間を思い浮かべると思いますが、実は人間の成長において成長期は2回あります。
そのうちの1回は、生まれてからの1年間です。
生まれたばかりの赤ちゃんの身長は、大体50cm。
それが1歳を迎える頃には平均で75cmほどになるのですから、1年間で25cmもの成長ということになります。

たった1年で1.5倍に成長するというのは本当に驚異的です。
2回目の成長期ではこれほどまでの伸び率にはならないのですが、その後の長い人生における最後の成長スパートですので、とても重要です。


女子は11歳、男子は13歳がピーク



ここで、骨の成長について知っておきましょう。
骨の両端にある骨端線と呼ばれる部位には軟骨細胞が豊富に存在しています。
この軟骨細胞が活発に増殖しているところにカルシウムが沈着し、徐々に骨に置き換わることで骨が伸びていきます。
つまり、成長のピークとは軟骨の増殖ペースがピークを迎えることとほぼ同義です。
この軟骨細胞の増殖ペースはやがて緩やかになり、全て骨に置き換わります。
その後軟骨細胞が復活することはありません。これが骨の成長の終わりで、完全に成長が止まるのは18歳頃とされています。
では、2回目の成長ピークを迎える時期は具体的にいつなのでしょうか?
それには男女で若干の差があり、女子で11歳頃、男子で13歳頃とされています。
大体その1年でどれくらい伸びるのかというと、女子で8cm、男子で9cmほどです。
女子のほうが少し早めに成長のピークを迎えるので、この時期の男女を比較すると一時的に女子の方がやや大きい傾向が出てきます(もちろん個人差はあります)。
しかし、数年遅れて男子の成長スパートが始まり、伸び率も男子の方が高いままであることから、最終的に成人の平均身長は男子(男性)の方が高くなるのです。


男子は10歳~15歳前後が成長スパート
男子では成長のピークが13歳とお伝えしましたが、もちろんその前から身長の伸びは始まって来ますし、ピークを過ぎても身長が伸びる余地はまだまだあります。
目安としては10歳〜15歳の約5年間で、この5年間こそがいわゆる「成長期」と呼ばれるものです。
女子は8歳〜12歳前後が成長スパート
女子の場合は成長のピークが11歳ですから、伸び始めも少し早まり8歳頃が目安です。
女子の場合、12歳を過ぎると成長率が6cm/年を切り始めるのが通例なので、大幅な身長の伸びが期待できるのは小学校中学年から高学年の間までということになります。
身長の伸びが大きく上に傾いた時が成長スパート開始のサイン
当然ながら、年齢はあくまでも目安であり、一人ひとりにそれぞれの成長スパート時期というものがあります。
スパートに突入したかどうかをすかさず察知するのに大切なのは、定期的な身長測定です。
学校でも身体測定は行われていると思いますが、それがもし年1回のみであれば急成長のサインを見逃してしまうかもしれません。
ご家庭でも季節の変わり目を目安に、壁などを利用して計測した上でグラフにすると、伸び率の変化に気付きやすくなります。


体重の変化からも成長スパートを見抜くことが可能!
身体の成長において、身長と体重はセットで考えましょう。
お子さんがまだ小さかった頃(最初の成長スパートの時期)、体重は増えているのに身長はあまり伸びていない時期や、反対に身長は伸びているけど体重が全然増えていないような時期がありませんでしたか?
身長を伸ばすのにはエネルギーが必要です。
そのため、身長が伸びる前には一時的に体重が増える傾向にあります。
そして、身長が伸びる際には、貯めていたエネルギーを消費するので体重増加が停滞するのです。
このメカニズムを利用すると、体重の変化からも成長のスパートを知ることができます。
体重であれば、身長よりも手軽に測定できますよね。
しかし、特に女子の場合は丁度体型や体重を意識しだす時期でもあるため、あまり体重を気にしすぎると、無理なダイエットに繋がる可能性があります。
そうなってしまうと、成長に必要な栄養を十分に摂ることができなくなり、身長は思うように伸びない可能性が出てきます。
もしもお子さんが体重を気にして無理な食事制限を始めるようなことがあったら、身長を伸ばすのに体重増加は必要なことだと伝えられると良いですね。


成長スパートの時期にするべきこと
ではこのゴールデンタイムともいえる成長のスパート期に行なうべきことはなんでしょうか?
実は、特別なことは必要ありません。よく寝てよく食べるという基本的な生活習慣こそが、成長をサポートする秘訣なんです。


バランスの取れた食事をする
身体の成長にはとにかくエネルギーが必要です。
近年は糖質制限ブームですが、成長期のお子さんに炭水化物の制限は厳禁です。ご飯はしっかりと食べさせましょう。
また、骨の成長に合わせて筋肉も成長するのでタンパク質が欠かせませんし、骨の成長にはビタミン・ミネラルも必要です。



つまり、主食・主菜・副菜、色々な食品を満遍なく摂取することが必要なんです。


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また、成長ホルモンをサポートすると言われ、母乳にも含まれている今話題の成分「α-GPC」も配合。





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アルギニンの推奨摂取量は成人で2,000mg〜4,000mgです。こどもの推奨摂取量は明確に決められていませんが、2,500mg配合されていれば十分といえるでしょう。
他にも成長期に必要な栄養素がたくさん配合されています。
カルシウムやビタミン、乳酸菌などお子さんの成長をサポートする栄養素がたくさん。
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規則正しい生活と睡眠のリズムを作る
昔から「寝る子は育つ」と言いますが、これは実に理に適った考え方です。
骨を伸ばすホルモンである成長ホルモンは、夜眠っている間に分泌されます。
特に寝入ってから最初のノンレム睡眠(深い眠り)に盛んに分泌されます。
お子さんが就寝したら、熟睡できるよう物音などに配慮してあげましょう。
良質な睡眠には日中から夕方にかけての過ごし方も大切です。
眠気を促すメラトニンというホルモンは、朝目覚めて光を浴びてから14時間程は分泌が抑えられています。
つまり、朝7時に起床したなら、21時頃にメラトニンの分泌が始まるので、そのタイミングで就寝するのが自然なリズムです。
ところが、夕方以降も強い光を浴びているとメラトニンの分泌は抑制されたままです。
これでは眠気はなかなかやってきません。
夕食を終えた後はスマホやゲームを控えたり、照明を少し暗くするといった工夫をすると良いでしょう。
手元を明るくする必要がある勉強は、夕食までに終わらせるのがいいですね。
眠りにつくための工夫としては、入浴もひとつのポイントです。
一度上がった体温がゆっくりと下がっていくことで眠気がやってくるので、38-40度のお風呂でしっかり暖まってから布団に入るようにすると良いでしょう。
湯温41度以上では逆に交感神経が優位になり、眠りを妨げるので注意してくださいね。
また、なかなか寝付けない方や朝まで熟睡できないという方は、睡眠補助サプリもおすすめです。
成長に必要な成分を摂取するようにする
骨の成長に欠かせない成分として、カルシウムやシトルリン、アルギニンが挙げられます。
カルシウムは皆さんお馴染みかと思いますが、骨に沈着して、硬く丈夫な骨を作る働きがあります。骨が脆いと成長に耐えられず、伸びが悪くなってしまいます。
カルシウム単体での摂取では小腸での吸収率が良くないので、ビタミンDと一緒に摂取するのがおすすめです。
ビタミンDはきのこや魚に含まれるほか、日光浴でも生成されます。日光浴の注意点として、ガラス越しではビタミンDが生成されないので必ず外に出てくださいね。
シトルリン、アルギニンはどちらもアミノ酸の一種で、成長ホルモンの分泌を促し骨を伸ばす作用があります。
シトルリンはスイカ等のウリ科植物に多く含まれ、アルギニンは鶏肉やうなぎ、納豆等に含まれています。
シトルリン、アルギニンには疲労回復効果もあるので、アスリートも積極的に摂取を勧められているんですよ。
これらを食品から十分量摂取できればベストですが、好き嫌いや食べられる量によってはなかなか難しい場合もあるでしょう。献立を考えるのも負担ですよね。
その場合は、背が伸びるのに必要な栄養を補うサプリを活用して栄養を補うことも検討してみてください。牛乳に溶かすタイプや、ラムネやグミのように食べるサプリもあります。


身長は大人になると伸びない!成長期を見極めてしっかり栄養を摂ろう
2回目の成長期が終わってしまうと、どんな努力をしても身長が伸びることはありません。
数年間の貴重な時期にいかに成長ホルモンをしっかりと分泌させられるかが鍵となります。
生活リズムを整えたり、カルシウムやタンパク質といった栄養素を日頃から積極的に摂れるよう食事やサプリでサポートしていきましょう。
背を伸ばす方法についても解説している記事があるので、ぜひ参考にしてください。


- 筋トレをし過ぎると身長が伸びにくくなるって本当なの?
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成長期に筋トレをし過ぎると身長が伸びなくなると聞いたことがあるかもしれません。
その背景には、体操選手などのような筋肉が必要なスポーツをしている人に低身長の方が多いからです。
筋肉と身長の関係について、詳しく解説している記事があるので、そちらもご覧ください。

