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背伸びには身長を伸ばす効果がある?どんな効果があるのか解説します

背伸びには身長を伸ばす効果がある?どんな効果があるのか解説します

身体測定で誰もが一度は試したことがあるはずの「背伸び」。

かかとが上がる分、見かけ上は確かに「伸びた!」となるのですが、それ以上に自分自身の身体も伸びたように感じる方も中にはいるようです。

では実際に、背伸びには身長を伸ばす効果があるのでしょうか?

目次

背伸びをすることで身長が伸びるという根拠はある?

背伸びには骨を伸ばすような効果はない

結論から言うと、背伸びには直接骨を伸ばすような効果はありません。

なので、本来の意味で身長が伸びることはありません。ただ、背伸びにより姿勢は正されるので、元々背すじが曲がっていた場合には、数値に変化が現れる可能性はあります。

しかしそれは身長がプラスされるわけではなく、あくまでも姿勢の歪みで生じていたマイナス分をゼロに戻しただけです。

本当の意味で身長が伸びるわけではないので、ここで敢えて背伸びをおすすめはしません。

では、背伸びは骨を伸ばすには全くの無意味なのか、というとそうとも言い切れないのです。

背伸びをすることで、間接的に成長を促す可能性は否定できません。

背伸びをして鍛えられる部位はどこ?

背伸びをするとスッキリしますよね。つい伸びたくなるということは、それだけ身体が縮こまっているということであり、身体側がストレスを知らせてくれているということでもあります。

ではこの背伸びという行為は、実際に身体にどのような効果を及ぼすのでしょうか?4つのポイントを挙げてみました。

背伸びによって鍛えられる部分

姿勢を正し、背筋を伸ばす

スマホやパソコンを見る時間がどうしても多い現代社会。

ふと気づくと背中が丸まり、顎が突きだしたような姿勢になっていませんか?何だか頭がボーッとする、ということもあるかもしれません。

背中や肩が丸まっていると胸郭(肋骨)の動きが制限され、深い呼吸が出来なくなってしまいます。

呼吸が浅いということは、十分な量の空気(酸素)が肺に入ってこないということです。そうなると脳にも酸素が行き届かないので、脳がしっかりと働けるはずもありませんよね。

また、このように丸まった姿勢は腰への負担が増えるので腰痛の要因にもなります。

そうなれば、将来的に腰が伸ばせなくなる可能性もあるんです。

背伸びをすることで硬く縮んだ胸の筋肉が伸ばされるとともに、背筋に力が入り、身体に一本芯が通ったような感覚になるはずです。

身長自体はすぐには変わりませんが、姿勢がいいとそれだけでスラッとした印象になります。

勉強やゲームに集中するとつい姿勢が崩れがちなので、30分に1回を目安に背伸びをするといいでしょう。

小学生くらいのお子さんであれば、周囲の大人が定期的に声をかけてあげると良いですね。

血流を促進し、成長ホルモンが活性化

背伸びをすることで全身、特に背中側の筋肉に力が入るので血流改善効果が期待できます。

血流は全身に栄養を届け、老廃物を運び出す役割があるため、成長期ではなくてもぜひ意識したい部分です。

前の項で少し取り上げた酸素もですが、毎日の食事から摂取したカルシウムやビタミン、タンパク質といった栄養素も血流によって全身に届けられます。

骨を伸ばす成長ホルモンも血流によって運ばれますし、骨を作る軟骨細胞も血流を受けなければ働くことができません。

背伸びは広いスペースを必要とせずに気軽に取り組めるストレッチなので、健康維持のために勧める医療関係者もいるくらいです。

そういった意味では、背伸びも身長を伸ばすのに全く効果がないとは言い切れません。

ふくらはぎの引き締めや脚力の強化

立った状態で背伸びをすると、ふくらはぎに力が入るのが分かると思います。

これは、腕を上げることで重心位置が変化した身体のバランスを取るためなのですが、このふくらはぎの筋肉(腓腹筋・ヒラメ筋)というのがとても大切なんです。

人間の身体は重力を受けているので、体内の水分はどんどん脚の方に溜まっていってしまいます。

その水分を押し上げる役割を受け持つのが、ふくらはぎの筋肉なんです。

ふくらはぎの筋力が不十分だと、脚がむくみやすくなります。一般的に女性の方がむくみやすいのはこのためです。

もちろん、これらの筋肉は立ったり歩いたり、走ったりする際の脚力にも関わっています。

足首を伸ばす(爪先を伸ばす)作用があるので、特に地面を蹴り出す動作では欠かせない筋肉です。

背伸びをすることで、このふくらはぎの強化はできるでしょう。

体幹やバランス感覚を鍛える

背伸びでは両腕をぐぐっと頭の上まであげますよね。

両腕というのは、個人差があるものの体重の10パーセント程度の重量があるんです。体重50kgの人なら両腕で約5kgあるという計算です。

お米1袋分と考えると分かりやすいかもしれませんね。

この重さを頭の高さまで持ち上げるとなると、当然重心位置が普段より高くなるので、不安定です。

また、普段バランスを取るための両腕が上がった状態なので、バランスを保つには体幹を働かせなくてはなりません。

いつもとは違った姿勢になるので、バランス感覚を養うには効果があるといえます。

身長を伸ばすために背伸びをするのはNG!今からできることは?

背伸びの効果を挙げてみましたが、どれも残念ながら身長を伸ばす効果としては決定打になりません。

血流を良くする効果は期待できるので、「何もしないよりは…」という位置づけになります。

やってはいけないわけではありませんが、「何とかして少しでも身長を伸ばしたい!」と切実に考えているのなら、貴重な時間を背伸びに割くことはおすすめできません。

より効果的に身長を伸ばす方法を学んで、すぐにでも実践しなければ貴重な成長期を逃してしまいます。

子供の成長に重要なポイント

バランスの取れた食事を摂る

成長期には5大栄養素を意識的に摂取しよう

まずは食事です。身長を伸ばすのなら、丈夫な骨としなやかな筋肉が必要となります。

そのためには、カルシウムやビタミン、ミネラル、タンパク質といった栄養素を毎日バランスよく摂らなくてはいけません。

特に大切なのはカルシウムと、その吸収・定着を助けるビタミンDやビタミンKです。ビタミンDはキノコや魚、ビタミンKはブロッコリーや納豆、ワカメに多く含まれています。

成長ホルモンの分泌を促す働きがあるアルギニンも、積極的に摂りたい栄養素です。アルギニンが多く含まれる食品としては鶏肉、うなぎ、にんにくが知られています。

ちなみにビタミンDに関しては、日光浴でも生成できることはご存じでしょうか?

日差しの強さにもよりますが、手のひらを1日10分ほど日に当てるだけで必要なビタミンDが生成されると言われています。

もちろんその際、手のひらに日焼け止めは塗らないでくださいね。

特に費用もかからないので、キノコも魚も好きではないという場合にはおすすめです。

上記のような身長を伸ばす食べ物や身長を伸ばす飲み物をまとめた記事があるので、そちらも参考にしてください。

ゴールデンタイムなどを気にしながら睡眠を取る

骨を伸ばす成長ホルモンは、夜眠っている間に盛んに分泌されます。

特に、寝入ってから最初のレム睡眠(深い眠り)がゴールデンタイムなので、夜はしっかりと眠りましょう。

眠気を促すメラトニンというホルモンは、朝目覚めて光を浴びてから14時間程は分泌が抑制されます。

また、その後も周囲が明るいと分泌はいつまでも抑えられたままです。

なので、例えば朝7時に起きるなら、21時には消灯して眠るのが自然なリズムです。

しかし、最近は習い事等で忙しい子も多いですからなかなか難しいかもしれません。

せめて21時以降は照明を少し暗くして過ごす等、スムーズに眠りにつけるようサポートしてあげたいところです。

サプリなどで必要な栄養素を補う

食事と睡眠が基本ではありますが、食事に関してはなかなか理想通りにはいかないことも多いですよね。

特に成長期は、まだ身体が大きくないにも関わらず、必要な栄養量は成人並みであることから、全てを食事から摂取するのは実際には難しいといえます。

子どもならではの好き嫌いも影響してきます。

そんなときは、成長期向けの背を伸ばすのに必要な栄養をサポートするサプリを活用するのもおすすめです。牛乳に溶かすものや、そのまま食べられるグミタイプなど多数の商品が販売されています。

また睡眠についても、眠りを促すサプリが販売されているので試してみるのも良いでしょう。

市販の睡眠導入剤はおすすめできません。どうしても睡眠が改善されない場合は、自己判断で睡眠導入剤を使うのではなく必ず医師へ相談しましょう。

上記の他にも身長伸ばす方法を解説している記事があります。ぜひ参考にしてください。

成長期に必要なことを理解してトレーニングや食事に反映させよう

成長期というのは、ほんの数年で終わってしまいます。

その貴重な時間を無駄にしないためにも、本当に効果がある方法を知り、いますぐに実践することが大切です。

背伸びは、身長に関して言えば特にメリットもデメリットもない行為です。

より効果が望める方法に取り組むことをおすすめします!

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